マロニエの花。
わた帽子。
さくら、さくら。

さくら、さくら。桜の花を見ると僕の心は自然と踊る。桜の花は常に僕の人生の新たな節目にいつも咲いていた。小中高大学のそれぞれの入学式。そしてもう十数年前になるが、日本を出て一人未知の土地だったヨーロッパへと来た時にも桜が咲いていた。そんな人生の節目での出来事を桜の花を見るたびに僕は思い出す。
今僕が住むドイツの街角でたまに見かける桜の花を見上げるたびに、今年も巡って来た現在進行形の心地の良い春の喜びを感じるとともに、12000kmという距離と10年近い歳月を一気に飛び越えて、異国の地の桜は僕の心を遠く懐かしい日本の桜咲く節目の春へと誘ってくれる。
2008年3月30日撮影 Baden-Wuerttemberg -Alpirsbach









